ふるさと校外学習



寺島宗則は、江戸時代の幕末に島津斉彬の近代化事業を支えた武士ですが、明治時代以降も活躍しました。
大きな業績として
①情報通信技術(今のスマホや電話のもととなった電信)の普及
②井伊直弼が結んだ欧米との不平等条約撤廃をめざし、撤廃はできなかったものの、状況を前進させた外務大臣
③鹿児島中央駅前にあるヨーロッパへの留学生像(最近話題になりましたね)の一人。鎖国の時代に、彼らをヨーロッパまで引率して最新技術を持ち帰りました。
彼の築180年の旧宅を訪れました。私たちの校区にも築100年をこえる、伝統建築は残っていますが、一般公開はされていないため、生徒たちも今回、当時に思いを馳せることができたのではないでしょうか?
映像、紙芝居をとおして詳細を知ったり、月桃団子のおもてなしをしていただいたりしました。
生徒から、寺島は何ヵ国語話せたのかな?など質問がありました。高校の教科書にも出てくる偉人ですが、初めて知った生徒も多かったようです。
郷土の偉人がいたことを知り、子どもたち一人一人が寺島のように自分の夢に向かっていければ良いなと感じるところです。
今回の校外学習にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました❗
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